クレジットカード国際化と消費者
現代の消費生活をめぐる環境は様々な分野で大きく変化していますが、国際化もその一つ。
日本人海外旅行客数は1980年代後半からの円高の影響もあって急速に増加し、近年は約1700人を超える勢いです。
また、海外留学に行く人の増加や国際電話、個人輸入、海外通販やインターネットでの海外情報の収集やショッピングなども浸透し、こうした代金決済には、クレジットカードは欠かせない存在となっています。
生活の国際化に伴い、海外との取引でクレジットカードを使う機会は身近なものになっているのです。
海外旅行に行く際には、治安の問題などからクレジットカードを持って行くことが勧められ、海外旅行行きをきっかけにして初めてクレジットカードを持つ人も少なくありません。
クレジットカードの国際化と消費者の視点
クレジットカードの発行件数は、1995年で約2億2300枚。その後、10年間で発行枚数は、約6600万枚増えましたが、その多くには、海外でも利用できる国際カードとしての機能がついています。
クレジットカードの国際化を消費者の視点で見た時、消費者自身の生活の国際化とクレジットカード機能としての国際化の両面があります。
消費者自身の国際化は、個人の問題です。
クレジットカード機能としての国際化は、1980年代から国際ブランドへの提携等により実現され、その後各種クレジットカードに拡大しサービス内容等も拡充されてきています。
海外とのクレジットカード取引に関する消費者トラブル
一方、海外とのクレジットカード取引に関する消費者トラブルも増加の一途をたどっています。トラブルには、「不当な請求」など悪質な加盟店などの例もありますが、使用者がクレジットカードの基本的な注意や海外の商慣習を知らなかったことでトラブルになる例も少なくありません。
国際クレジットカードをめぐるトラブルには、各社に共通のルール(チャージバック)がありますが、あまり知られていません。
もし、トラブルが発生して、それをクレジットカード会社が対応してくれない場合は、地元の消費生活センターに相談することになります。
国際クレジットカードトラブルに関しての資料や情報は、まだまだ少なく、海外と一言で言っても、国や地域によって事情が異なることから、今後の安全かつ健全なクレジット市場の対策と議論が急がれます。
当サイトでは国際クレジットカードについて基本的なしくみと主なサービスの内容、海外旅行時での利用にあたっての注意点などをまとめ、国際クレジットカードを持つかどうかの判断やクレジットカード選択に役立つ内容となっています。
便利な国際クレジットカードを安心して安全に使うための手引書としてお役に立てれば幸いです。
