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チャージバックとは

国際クレジットカードのチャージバック制度

国際クレジットカードの利用での決済と不正請求等に関するクレームの処理についてはチャージバックというルールがあります。

国際クレジットカードは世界中に張り巡らされたネットワークですから、紛争に関して各国に共通する一定のルールが定められています。
このルールのことをチャージバックと言います。

チャージバックとは?

チャージバックとは、「代金請求の差し戻し」という意味を持ちます。

業界等の説明では、チャージバックの定義は、

イシュアー(カード発行会社)がアクワイアラー(現地加盟店契約会社)から取引データの提供を受けた後に、この内容が不当と判断された場合に意義を申立て既に支払った代金をアクワイアラーから取り戻す手続き
となっています。

一般的には利用者にクレジットカード明細が送付され、不正請求がクレームとして持ち上げられた場合に、カード会社からの請求に基づき、国際クレジットカード会社が問題の取引について調査し、
不正請求があれば支払い済みのカード代金を会員の口座に戻すよう加盟店に請求する制度のことです。

国内のクレジットカードと国際クレジットカード会社が提携しているカードであればチャージバックを受けられる可能性があります。

この手続きには、通常、検索請求という事前の手続きがあり、これにより解決される事例は、かなりの割合で高いと聞きます。

このチャージバック制度は国際クレジットカードのトラブル処理の基本ともいえる制度で、実際に日本国内のクレジットカード会社も海外関連のトラブル処理にはこの制度の適用を受けることになります。

チャージバック制度は、OECD(経済協力開発機構)が1994年に行われた「消費者のための世界市場会議」から世界的な統一を行おうと取り組んでいます。

この会議を受けてCCP(消費者政策委員会)がこの制度の調査を行い、その後の各国政府代表間で討議が続けられましたが、欧州の通貨統合関連の動きや消費者の権利的な位置付けへの抵抗などもあり、各国の対応はバラバラで討議は難航しています。

チャージバックのトラブルへの対応状況

チャージバック関連の一連の制度は、国際クレジットカードトラブルの基本ともいえる制度です。

しかし、日本では、まだまだ知られていることが少なく、この結果、トラブル処理が難航している原因でもあると考えられています。

国際クレジットカードのトラブルは、チャージバック制度を中心に処理されます。
これらの手続きは、国際ブランドによって詳細に定められています。

いずれにしても、海外とのやり取りであり、国内の処理とは異なり手続きにかなりの時間を要することを覚悟する必要があります。

最近では、銀行系クレジットカードの業界団体である日本クレジット協会や各クレジットカード会社などが、一般消費者に国際クレジットカードについての注意を呼びかけるパンフレットを作成・配布するなどの動きがあるものの、一般のクレジットカード利用者、国際クレジットカードの相談処理をする機関の担当者でさえも、チャージバックについてクレジットカード会社から説明を受けたりすることはほとんどないのが現状です。

クレジットカードの利用者や消費生活センターなどがチャージバックの手続きの基本を理解し、利用にあたっての注意事項を把握することが、不用意なトラブルを未然に防ぐ手段となります。

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